免震装置
概要
- 地震災害からIT機器や大切な商品を守ることは事業継続計画(BCP)において重要なポイントです。
- 免震とは、読んで字の如く“地震から免れる”技術で地震の力を受け流すことが特徴です。IT機器や大切な商品に免震を施しておけば、万が一地震が起きてもゆっくり静かに揺れるだけです。
- 地震対策としては免震のほかに耐震施工があります。免震と耐震の違いは下表の通りです。耐震の場合、搭載物が倒れなくても衝撃は緩和されません。衝撃が大きいと中身が飛び出すなどの不測の事態が発生する可能性もあります。
- 衝撃の大きさを考慮すると免震の「揺れない」構造は搭載物そのものを守ります。
| イメージ | 地震の衝撃/機器・業務への影響 | 比較実験 | |
| 耐震 | ![]() 倒れない(転倒防止)ことを目的に床やコンクリートスラブに直接固定 |
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![]() 加振加速度768gal 塑性変形捩れ発生 |
| 免震 | ![]() 「揺れない」ことを目的に床に免震装置を設置しその上に対象物を搭載 |
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![]() 加振加速度770gal 異常発生せず |
免震の技術要素
免震技術は地震の振動を制御する振動制御技術そのものです。
| 技術要素 | 概要 |
| 減衰力 | 地震の揺れるエネルギーを吸収するブレーキの役割を果たす力、この力を制御しないと揺れた状態のままになる |
| 復元力 | 揺れた位置から元に戻ろうとする力、この力を制御しないと揺れた位置にとどまった状態になる |
| 載荷力 | 支承に加わる力(対象物の質量) |
| 固有周期 | 装置のそれぞれの特有な周期(物質はそれぞれ固有に周期を持っている)、地震の固有周期と装置の固有周期を持つ周期で揺れを制御すると共振しより強く揺れる |
| 振幅 | 揺れる幅(距離)のこと |
ASTCR免震の技術原理
ASTCR免震装置は振り子の原理を用いた車輪とレールのシンプルな構造の組み合わせでできているのが特徴です。
TCRとは「TUNED CONFIGURATION RAIL」の頭文字を取ったもので、ASTCR免震装置とは調整されたレールで構成されている免震装置のことです。

ASTCR免震商品の一例
サーバーラックや電算室向け免震装置のほかに、美術品や産業設備向け装置も取り揃えています。
| サーバーラック・電算室向け | 主な特徴 | 導入例 | |
| セパレート型 | ![]() |
業界最大級の耐荷重最大1トン、サーバーラックを連結させて設置するのに最適です。ラックの増設も容易です。 | 今あるラックに設置 |
| サーバーラックを連結させて設置するのに最適です。コストパフォーマンスを追求したタイプです。 | |||
| 一体型 | サーバーラックを単独で設置するのに最適です。 | 新たにラックを設置 | |
| 床免震 | ![]() |
フロア全体の免震に最適です。小さなスペースからの免震も可能です。 |
新たにサーバールームを開設、あるいは、レイアウトがまだ確定していない場所に設置 |
| パレット型 | ![]() |
移動可能な免震装置です。 | 工場、物流倉庫などへの設置 |
ASTCR免震商品の導入事例
サーバーラック・電算室の導入事例
美術品の導入事例

産業設備の導入事例

- ※1価格はタイプによりますが、標準価格でおおよそ30万円~50万円です。
- ※2現地調査から施工工事までワンストップでおこないます。
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